写真●大木場山神

●大木場山神

Okoba Yamankan

大浦校区 大木場集落

祭神は大山積神で、棟札に島津氏久が永徳2年(1382)遷宮したとの記載がある。大正2年(1913)に笠沙の野間神社に合祀されているが、今も木像3体が祀られている。祭祀には代々金子家が当ってきた。金子家は平家落人と伝えられ、文治2年(1186)に大木場に移ってきたとされる。社殿背後の大岩には、大木場各門の氏神が祀られている。現在の社殿は、昭和55年に建て直されたもの。拝殿は沢をまたぐように配され、苔むす境内には、階段を高さ3メートルほど下る。

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