万之瀬川河口からの見た金峰山
南さつま市金峰町にある標高636メートルの山。
かつては修験場として山伏が修行を行っていた。一帯には,それにちなむ史跡も多い。修験霊場としての金峰山・金峯山は全国各地にあるが,ここでは「金峰山」と書き「きんぽうざん」と呼ぶ。「きんぷせん・きんぷさん」とは言わない。全国の金峰山所在地には,奈良県吉野村,東京都青梅市(別名御岳山),山梨長野県境,山形県鶴岡市,熊本県熊本市などがある。
山頂から,西は羽島崎から吹上浜,野間岬までが見渡せ,天気のよい日は甑島も望める。東に桜島が,南には南さつま市街地が見える。また,加世田地区の吹上浜からこの山を望むと,女神が横たわっているように見えるとも言われる。
登山道は各地からあるが,現在は林道が南さつま市金峰町大野から金峰山山頂付近を通り南さつま市金峰町大坂まで整備されており,自動車で容易にドライブが楽しめる。山頂付近の駐車場から金峰神社(蔵王権現)を通り山頂までは,徒歩でゆっくり歩いて30分程度。→地図
このページの地図は国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用して作成しました。