*南さつま歴史街道 - 地図

南さつま市地図と地名

野間岬(のまみさき)

のまみさき
南上空から望んだ野間岬


 南さつま市笠沙町にある岬。岬には、昭和34年に、薩摩野間岬灯台が発点灯。現在半島部には、九州電力の発電用風車10基が設置されている。

 この岬は,日本書紀に登場する「吾田の長屋の笠狭碕(あたのながやのかささのみさき)」のことともいわれる。記紀神話の天孫降臨の部分で,高千穂に降り立ったニニギノミコトがたどり着いた場所だとされる。

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日本書紀巻第二 神代下

時に、高皇産霊尊、真床迫衾を以て、皇孫天津彦彦火瓊瓊杵尊に覆ひて、降りまさしむ。皇孫、乃ち天磐座を離ち、且天八重雲を排分けて、稜威の道別に道別きて、日向の襲の高千穂峯に天降ります。既にして皇孫の遊行す状は、■(木に患)日の二上の天浮橋より、浮渚在平処に立たして、膂穴の空国を、頓丘から国覓ぎ行去りて、吾田の長屋の笠狭碕に到ります。(岩波書店日本古典文学大系『日本書紀・上』から引用し常用漢字化,注釈部省略)

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このページの地図は国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用して作成しました。


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