手前が宇治島(旧称家島)で0.61平方キロメートル,最高峰は南日岳(なんにちだけ・96メートル)。
南日岳には,第十管区海上保安本部が管理する「宇治島灯台(旧称宇治家島灯台)」がある。
宇治島から隼人ノ瀬戸を挟み,西に1.8キロメートル離れ,宇治向島(むかえじま)がある。
1.75平方キロメートル,最高峰は北側の清内岳(せいないだけ・324メートル)
江戸時代から明治中期までカツオ漁の基地として,季節的住居があった。
明治28年の台風による遭難(宇治島流れ・うっちまながれ)以降は無人島。
最近は,釣り客やダイバー,さらに笠沙の子供たちがキャンプで訪れたりもする。
地名は昭和28年の学術調査時につけられたものも多く,
南日岳は調査協力の南日本新聞社から,清内岳は鹿児島大学水産学部長山本清内氏にちなむ。
薩摩半島から西に70キロメートル。
北緯31度12分 東経129度29分付近。
鹿児島県南さつま市大字笠沙町片浦(みなみさつまし・かささちょう かたうら)
このページの地図は国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用して作成しました。