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鹿児島民具第18号(2006.3刊行)

■編集後記■

○前号からちょうど1年で、18号を発行することができました。執筆者をはじめ、関係者の皆様に感謝申し上げます。
○鹿児島でも合併で、多くの市町村が新しいまちに生まれ変わりました。消滅した由緒ある市町村名の大半は、これまでの大字にそれを冠して、引き続き伝承されています。また、旧市町村で指定されていた文化財も、それぞれ新しいまちの文化財として引き継がれた場合が多いようです。ただし、旧市町村ではそれぞれの基準で指定されていましたので、レベルを合わせる作業が必要だと思われます。
○編集子はこの1年、忙しさにかまけて、定例研究会は昼の部だけの参加でした。本会の目的の一つとして、「会員相互の親睦」が会則にかかげてあります。毎回、研究会が終わると、天文館にある行きつけの居酒屋に、参加者一同で直行。焼酎をいただきながら聞く先生方のお話が絶品です。その中から、次の研究テーマが花開くこともあり、二月に一度の楽しいひとときになっています。
○夜の部で出た話題に、鹿児島民具の活性化策がありました。「もっとたくさんの方に投稿していただく工夫が必要だ」「若い方の地域研究の踏み台として利用していただく会誌作りをしてほしい」「全国の研究者との会誌を通した交流ができないだろうか」・・・
○18年度もより一層興味深い研究会活動になるよう役職員一同努力したいと思います。会員の皆様の忌憚の無いご意見も、引き続きお寄せください。

(井上賢一)

会誌『鹿児島民具』


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