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鹿児島民具第26号 - さつま町特集号(2014.3刊行)

■編集後記■

○会誌26号をお届けします。何とか年度内発行となりました。執筆者各位にまずお礼申し上げます。初めての寄稿となる松元さんには、貴重な集落活動の写真レポートをお寄せいただき、ありがとうございました。厳しい条件の中でも、地域の皆さんがいきいきと活躍されている様子がよく伝わります。
○さつま町調査には、新会員2名が初参加されました。実際に、民具に触れていかがだったでしょうか。夜のミーティングも楽しかったですね。現場で気づき、他の地域と比較しながら考えていく姿勢を、どんどん養っていただきたいと思います。調査では、小島さんと渡山さんが幹事となり、関係機関との事前調整や当日の運営まで、細やかに進めていただきました。ありがとうございました。
○今年度から、学会事務局は川野さんにお願いしました。また役員会も充実し、定例開催となりました。役員・事務局の皆様、これからもよろしくお願いいたします。
○早いもので私が会誌づくりを担当して11冊目になります。10年一区切りと考えていたのですが、我ながらこれまでの難儀を考えると、会務のすべてを次の事務局の方へ託すのは申し訳ない――せめて会誌づくりだけは、引き続きお手伝いさせていただこうと考えた次第です。
○今号は編集委員による査読を試行してみました。委員の皆様にはお忙しいところありがとうございました。10人余りの執筆者のみなさんと、一人の編集子がやり取りするのはなかなか気を遣います。編集委員会がさらに充実し、新しい編集担当が育つことを期待したいと思います。
○最後になりましたが、調査にご協力いただきましたさつま町教育委員会をはじめ、各集落の伝承者・関係者の皆様に、改めて会員一同お礼申し上げます。ありがとうございました。

(井上賢一)

会誌『鹿児島民具』


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