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鹿児島民具第32号 - 川辺特集号(2020.9刊行)

■編集後記■

○令和になって初めての会誌をお届けします。昭和55年創刊の『鹿児島民具』誌は、平成の30年間を経て、32号目の刊行を迎えました。執筆者の皆様にお礼申し上げます。
○編集子の怠惰で、今回も発行までに時間がかかってしまい、まことに申し訳ありません。
○南九州市での共同調査は、平成26年の頴娃地区に続き2回目となりました。ご協力いただいた教育委員会・川辺町史談会の皆様に、心より深謝申し上げます。
○令和2年は、何につけても新型コロナウイルス感染予防対策の年。鹿児島でも各地の六月灯をはじめ、伝統の祭り・行事・民俗芸能が、軒並み中止・規模縮小となりました。
○本会も、定例研究会が3月から休会状態。会誌編集委員会も開催できず、委員とのメール・郵送による、リモート校正”となりました。次の共同調査の準備に入らなければなりませんが、受け入れてくれるところがあるのか、心配です。
○オリンピックの年に「かごしま国体」、さらに、鹿児島城御楼門も完成し、黎明館も名称変更。私たち鹿児島県民にとって、令和2年はスポーツ・文化の節目の年になるはずでした。
○会誌次号の刊行までには、鹿児島も民具学会も、この厳しい時期を乗り越えて、心機一転鮮やかな年になっていることを、期待したいものです。

(井上賢一)

会誌『鹿児島民具』


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