→博物館法施行規則「博物館の設置及び運営上の望ましい基準の全部を改正する告示案」に対する意見表明〔日本民具学会webページ 2025年12月26日〕
鹿児島民具学会では、2026.1.18鹿児島県歴史・美術センター黎明館における鹿児島民具学会・鹿児島民俗学会・日本民具学会共同研究会において、標記の意見表明に賛同することを確認し、2026.1.20付け文書にて日本民具学会へ賛同の意を伝えました。
日本民具学会による意見表明について、本学会も趣旨に賛同いたします。
当地域でも、平成の市町村合併期から20年が経過し、各地の地域博物館・資料館における資料継承の仕組みについて、議論が始まる時期に当たります。
告示案で示された「廃棄」を含めた資料管理の在り方検討や、「複製・模造による代替収集」など、資料の永続性を放棄することは、将来へ資料を託された地域住民との信頼関係を損ね、限られた人材で大切に収集・保存に取り組んできた専門職や地域研究者の努力を蔑ろにするものと、本学会でも考えます。
そのほか、「研究が深化していない資料を廃棄することの危険性」、「国際倫理基準への抵触」、「再評価の一律規定」、そして「各分野の適切な人員配置・人材育成を含めた資料継承の仕組みづくり」など、貴学会の意見表明の内容は、いずれも賛同に値するものです。
2026年1月20日
鹿児島民具学会