金峰町の棒踊り - 田布施・大田・阿多・棒踊りの構造・棒踊りの成立・まとめ|鹿児島の民俗 - 薩摩民俗HOME|
井上賢一著「金峰町の棒踊り」(『鹿児島民具』第28号、2016年、鹿児島民具学会、30-44頁所収)
鹿児島県の南薩西岸は、万之瀬川(まのせがわ)を挟んで、北側の日置(ひおき)、南側の川辺(かわなべ)の両地域に分けられる。金峰町(きんぽうちょう)はその境界域に位置し、美しい水田が続く穀倉地帯。そばでは個性豊かな田の神さぁが、田んぼを見守っている。この金峰町には、豊作を願い、今でも数多くの棒踊り系芸能が伝承されている。本稿では、採り物の違いから棒踊りを分類整理し、最後にその成立過程の検討を試みたい。
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