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鹿児島民具学会これまでの活動

鹿児島民具学会年譜

1978
昭53
鹿児島民具学会発足(12月)
日本常民文化研究所の故河岡武春氏が来鹿し,「正月とものつくり」の共同調査をきっかけに,学会設立に至った。 
発足時役員 会長下野敏見 顧問小野重朗・河岡武春 庶務川崎晃稔 会計森田清美 会員16名 (会誌創刊号より)
1979
昭54
第1回例会開催(3.3)
○例会 奇数月の第3土曜日 年間5回開催。(第1回~第5回)
1980
昭55
○会誌 『鹿児島民具』創刊(4.10)B5判63頁。
○例会 年間6回開催(第6回~第11回)
うち11.15の第11回例会は隼人文化研究会との合同例会。
1981
昭56
○会誌 『鹿児島民具』第2号発行(6.1)B5判83頁
○例会 年間6回開催(第12回~第17回)
1982
昭57
○57.1から58.10まで南日本新聞に会員執筆による「かごしまの民具」を連載。207回。
○会誌 『鹿児島民具』第3号発行(8.1)B5判87頁
○例会 年間6回開催(第18回~第23回)
うち7.10の第21回例会は鹿児島民俗学会・隼人文化研究会との合同例会で,桜井徳太郎氏から「南日本と日本民俗学」という講演を受けた。
1983
昭58
○会誌 『鹿児島民具』第4号発行(9.1)B5判90頁
○例会 年間6回開催(第24回~第29回)
うち9.17の第28回例会は鹿児島民俗学会・隼人文化研究会との合同例会で,直江広治氏から「日本民俗学と南日本-犬のフォクラー-」という講演を受けた。
1984
昭59
○会誌 『鹿児島民具』第5号発行(9.1)B5判94頁
○例会 年間6回開催(第30回~第35回)
うち3.17の第31回例会では国立民族学博物館の宇野文男氏から「民博あれこれ」という講演をうけた。また11.17の第35回例会は隼人文化研究会との合同例会。
1985
昭60
○会誌 『鹿児島民具』第6号発行(12.30)B5判108頁
○例会 年間5回開催(第36回~第40回)
うち1.19の第36回例会は隼人文化研究会との合同例会。また12.1の第40回例会は「南九州の地域文化を考える会」に合流。基調講演としてシラス地域研究会会長の桐野利彦氏から「鹿児島の地域文化について」を受ける。
1986
昭61
○例会 年間6回開催(第41回~第46回)
○会誌は財政難により発行見送り(第7号編集後記から)
1987
昭62
○会誌 『鹿児島民具』第7号発行(10.30)B5判74頁
財政難により会員のワープロ打ち出し原稿を印刷。
○例会 年間6回開催(第47回~第52回)
○役員 会長下野敏見 顧問小野重朗 庶務川崎晃稔・近藤津代志 会計小川秀直
1988
昭63
○例会 年間6回開催(第53回~第58回)
1989
平元
○会誌 『鹿児島民具』第8号発行(2.28)B5判57頁。従前ワープロ写植。
○例会 年間6回開催(第59回~第64回。なお、会誌掲載の例会ナンバーは1年分抜けており、会誌掲載の59回から88回までの例会数は、5回を足したものが正しい。)
1990
平2
○会誌 『鹿児島民具』第9号発行(10.8)B5判96頁。従前ワープロ写植。
○例会 年間6回開催(第65回~第70回)
1991
平3
○1982~83にかけて新聞連載した「かごしまの民具」を編集し,慶友社から『かごしまの民具』(B5判上製本419頁)を刊行
○例会 年間6回開催(第71回~第76回)
1992
平4
○会誌 『鹿児島民具』第10号発行(3.10)B5判122頁。
第1回鹿児島民具学会研究大会(3.15鹿児島大学)を開催。基調講演ヨーゼフ・クライナー氏「ドイツを中心とするヨーロッパの年中行事」。
○例会 年間4回開催(第78回~第80回)
○役員 3月例会で川崎晃稔氏の会長就任が決定したが,5月7日に川崎氏が急逝されたため,引き続き下野敏見氏が会長留任。
会長下野敏見 顧問小野重朗 副会長増田勝機・新永隆史 庶務小川秀直 会計井上賢一
1993
平5
○会誌 『鹿児島民具』第11号―川﨑晃稔先生追悼号―を発行(3.5)B5判80頁。
第2回研究大会(5.30黎明館)を開催。基調講演は、土田充義氏(鹿児島大学工学部教授)「鹿児島地方の民家の特徴」。
○例会 年間4回開催(第81回~第84回)
1994
平6
○第3回研究大会(5.14-15屋久島大会) 基調講演は、岩川直隆氏(鹿児島県屋久町教育委員会文化課長)「文化行政と屋久島」。
○例会 年間5回開催(第85回~第89回)
1995
平7
○共同調査「大崎町共同調査」を実施(7.26-30鹿児島大学比較民俗学教室共同調査)。調査成果は『大崎町の民俗』として、1996年3月に鹿児島県大崎町教育委員会から刊行。
○第4回研究大会(7.22-23加世田大会) 基調講演は、濵田甫氏「南薩地方の竹と利用」。
○例会 年間5回開催(第90回~第94回)
1996
平8
○会誌 『鹿児島民具』第12号を発行(2.5)。B5判73頁。
○共同調査「西之表市の民俗・民具調査」を実施(8.8-11鹿児島大学比較民俗学教室共同調査)。特別参加:印南敏秀愛知大学助教授。調査成果は『西之表市の民俗・民具』第1集・第2集として、1997年3月鹿児島県西之表市教育委員会から刊行。
○第5回研究大会(5.11-12姶良大会)基調講演は泉房子氏(宮崎公立大学講師)「帖佐人形―土人形の祈りと形―」。
○第6回研究大会(10.26-27宮之城大会)基調講演は濵田甫氏「宮之城町近郊の竹と利用」。
○例会 年間5回開催(第95回から第99回)。
うち8.10の第98回は種子島共同調査の日程内で、種子島を語る会との合同研究会として開催。
○顧問の小野重朗氏逝去(7.9)。
1997
平9
○例会 年間6回開催(第100回から第105回)
○次年度の日本民具学会第23回大会を鹿児島民具学会が主管して開催することとなり、実行委員会を組織して準備にあたる(実行委員長下野敏見氏。事務局長小川秀直氏)。
1998
平10
○会誌 『鹿児島民具』第13号を発行(10.10)。B5判71頁。
第23回日本民具学会大会(11.14-16知覧町)を日本民具学会とともに主催(共催:知覧町・知覧町教育委員会。特別協力(財)登録博物館「さがの人形の家」)
 伝統芸能上演「知覧町中福良十五夜ソラヨイ」
 記念講演:泉総子氏「知覧町豊玉姫神社水からくりと人形について」
 シンポジウム「神のすがた―来訪神・田の神・道祖神―」(司会向山勝貞氏)
 テーマ発表「竹と民具」(濵田甫氏特別報告)・自由発表。
○例会 年間4回開催(第106回から第109回)
1999
平11
○共同調査「喜界島民俗民具調査」(8.25-29)を実施。
○例会 年間5回開催(第110回から第114回)
○役員 庶務担当(事務局)が、小川秀直氏から海江田義広氏に交代(事務局所在地は「ミュージアム知覧」内)
2000
平12
○例会 年間6回開催(第115回から第120回)
2001
平13
○会誌 『鹿児島民具』第14号発行(10.20)。B5判102頁。(編集担当井上賢一。~27号まで)
○共同調査「上甑島調査」を実施(9.6-10)。参加者8人。
○例会 年間5回開催(第121回から第125回)。うち第125回は隼人文化研究会との合同研究会(12.15)。
○役員 会長下野敏見 副会長森田清美・新永隆士
 顧問小川三郎・濵田甫・向山勝貞 幹事小川秀直・渡山恵子
 庶務有村澄子・近藤津代志・海江田義広 会計井上賢一・江平友美
「(仮)鹿児島県立竹の博物館建設」の請願を鹿児島県議会に対して行う。
2002
平14
○会誌 『鹿児島民具』第15号―上甑島特集号―を発行(12.20)。B5判116頁。
○共同調査「下甑島調査」を実施(7.28-31)。参加者8人。
○例会 年間6回開催(第126回から第131回)。
○役員 庶務担当が海江田義広氏から井上賢一氏に交代。他は留任。
2003
平15
○会誌 『鹿児島民具』第16号―下甑島特集号―を発行(12.20)。B5判116頁。
○例会 年間6回開催(第132回から第137回)。
うち9.6の第136回例会は「桜島地域例会」として開催。黒神小学校民具資料室・黒神神社などの民具探訪を行った(案内小川秀直氏)。
○役職名整理等の会則改正(5.24)
○役職員 会長下野敏見 副会長小川秀直・濵田甫
 顧問小川三郎・新永隆士・向山勝貞・森田清美
 幹事近藤津代志・徳留秋輝・橋口尚武・牧島知子
 監事北村廣隆・渡山恵子 事務局井上賢一・有村澄子(事務局所在地は井上宅)
○県議会議員改選により「(仮)鹿児島県立竹の博物館建設」再請願(6.18)。
2004
平16
○共同調査「笠沙町中央公民館郷土資料室収蔵民具調査」を実施(7.23-26)。参加者16名。調査成果は鹿児島民具学会編『笠沙の民具図録』として鹿児島県笠沙町教育委員会から2004年12月に刊行。
○例会 年間6回開催(第138回から第143回)
○顧問の向山勝貞氏逝去(4.30)。
○役職員 幹事に松田誠氏が加わり、牧島知子氏が幹事から事務局に変わる(他は留任)。
2005
平17
○会誌 『鹿児島民具』第17号を発行(3.25)。B5判94頁。向山勝貞氏追悼集を掲載。
○例会 年間6回開催(第144回から第149回)。会誌に例会発表要旨を掲載開始。
○役職員 顧問に高重義好氏、事務局に牧洋一郎氏が加わる(他は留任)。
2006
平18
○会誌 『鹿児島民具』第18号を発行(3.25)。B5判92頁。
○共同調査「フィールドワーク秋の種子島」を実施(11.18-21)。参加13人。
○例会 年間6回開催(第150回から第155回)。
○会員数64人。
2007
平19
○会誌 『鹿児島民具』第19号を発行(3.3)。B5判100頁。
○共同調査「西表島節祭調査」を実施(10.31-11.4)。参加7人。
○例会 年間6回開催(第156回から第161回)。
○会員数63人。
2008
平20
○会誌 『鹿児島民具』第20号―種子島特集号―を発行(3.1)。B5判92頁。
○例会 年間6回開催(第162回から第167回)。
○座談会「西表島の節祭をめぐって」開催(9.21)
○役員 渡山恵子幹事が事務局に、米原正彰氏が監事に就任(他は留任)。
○会員数61人。(2008.5総会時)
2009
平21
○会誌 『鹿児島民具』第21号―西表島特集号―を発行(3.30)。B5判86頁。
○例会 年間6回開催(第168回から第173回)。
○会員数64人。(2009.5総会時)
2010
平22
○会誌 『鹿児島民具』第22号を発行(3.6)。B5判100頁。
○共同調査「佐多の民具共同調査」を実施(8.28~8.31)。参加10人。
○例会 年間6回開催(第174回から第179回)。
○「下野敏見会長の著作集執筆をねぎらう集い」を開催(5.8)。
○役員 小川秀直副会長退任(11.7)。監事に伊達廣隆氏に代わり渡山恵子氏が、事務局に川野博志氏が加わる(他は留任)。
○会員数63人。(2010.5総会時)
2011
平23
○会誌 『鹿児島民具』第23号―佐多特集号―を発行(3.5)。B5判100頁。
○共同調査「屋久島の民具共同調査」を実施(8.27~8.30)。参加9人。
○例会 年間6回開催(第180回から第185回)。
○会則改正 年会費額改定(5.14)
○役員 会長下野敏見 副会長橋口尚武・濵田甫 顧問小川三郎・小川秀直・高重義好・森田清美
 幹事有村澄子・近藤津代志・徳留秋輝・牧島知子・松田誠 監事米原正晃・渡山恵子
 事務局井上賢一・川野博志・牧洋一郎
○会員数64人。(2011.5総会時)
2012
平24
○会誌 『鹿児島民具』第24号―屋久島特集号―を発行(3.3)。B5判100頁。
○共同調査「霧島山麓の民具共同調査」を実施(9.14~9.17)。参加15人。
○例会 年間6回開催(第186回から第191回)。
○役員 森田清美副会長、濵田甫顧問就任。
○会員数66人。(2012.5総会時)
2013
平25
○会誌 『鹿児島民具』第25号―霧島山麓特集号―を発行(3.30)。B5判154頁。
○共同調査「さつま町の民具共同調査」を実施(9.21~9.24)。参加13人。
○例会 年間6回開催(第192回から第197回)。
○役員 会長下野敏見 副会長橋口尚武・森田清美 顧問小川三郎・小川秀直・高重義好・濵田甫
 幹事有村澄子・井上賢一・小島摩文・近藤津代志・牧島知子・松田誠 監事徳留秋輝・米原正晃
 事務局川野博志・牧洋一郎・渡山恵子(事務局所在地を「川野茶舗」内に移転)
○会員数66人。(2013.5総会時)
2014
平26
○会誌 『鹿児島民具』第26号―さつま町特集号―を発行(3.1)。B5判100頁。今号から編集委員による査読を実施。
○共同調査「頴娃地区民具共同調査」を実施(9.19~9.22)。参加13人。
○例会 年間6回開催(第198回から第203回)。200回記念講演 大木公彦鹿児島大学名誉教授「薩摩塔は中国の石塔?」(5.10)。
○役員 小川秀直氏が顧問退任。事務局所在地を「鹿児島純心女子大学付属博物館」内に移転)
○会員数68人。(2014.7総会時)
2015
平27
○会誌 『鹿児島民具』第27号―頴娃特集号―を発行(3.7)。B5判100頁。
○共同調査「金峰地区民具共同調査」を実施(9.17~9.20)。参加9人。
○例会 年間5回開催(第204回から第208回)。
2016
平28
○会誌 『鹿児島民具』第28号―金峰町特集号―を発行(3.20)。B5判128頁。(編集担当牧洋一郎。~29号まで)
○共同調査「蒲生町の民具共同調査」を実施(9.15~9.18)。参加11人。
○例会 年間6回開催(第209回から第214回)。
○役員 会長に森田清美氏就任(5.14) 副会長橋口尚武
 顧問小川三郎・下野敏見・高重義好・濵田甫
 幹事有村澄子・井上賢一・近藤津代志・牧島知子・松田誠 監事徳留秋輝・米原正晃
 事務局川野博志・小島摩文・牧洋一郎・渡山恵子
○「下野先生御退任お祝いの会」を開催(11.13)
2017
平29
○会誌 『鹿児島民具』第29号―蒲生町特集号―を発行(3.11)。B5判110頁。
○共同調査「枕崎市の民具共同調査」を実施(9.8~9.11)。参加13人。
○例会 年間6回開催(第215回から第220回)。
○役員 下野敏見氏名誉会長就任(5.13) 会長森田清美 副会長橋口尚武 顧問小川三郎・高重義好・濵田甫
 幹事有村澄子・井上賢一・近藤津代志・牧島知子・松田誠 監事徳留秋輝・米原正晃
 事務局川野博志・小島摩文・牧洋一郎
○会員数82人。(2017.5総会時)
2018
平30
○会誌 『鹿児島民具』第30号―枕崎市特集号―を発行(3.11)。B5判110頁。(編集担当松原武実)
○共同調査「出水市の民具共同調査」を実施(9.7~9.9)。参加8人。
○例会 年間6回開催(第221回から第226回)。
○役員 会長森田清美 副会長井上賢一・小島摩文
 名誉会長下野敏見 顧問小川三郎・高重義好・橋口尚武・濵田甫
 幹事有村澄子・近藤津代志・牧島知子・松田誠・松原武実 監事徳留秋輝・米原正晃
 事務局川野博志・牧洋一郎・渡山恵子
○会員数82人。(2018.12現在)
2019
平31
令元
○会誌 『鹿児島民具』第31号―出水市特集号―を発行(3.17)。B5判136頁。(編集担当井上賢一。~32号)
○共同調査「川辺地区民具共同調査」を実施(9.6~9.9)。参加11人。
○例会 年間6回開催(第227回から第232回)。
○役員 松原武実幹事退任。監事に米原氏に代わり向鶴和幸氏、事務局に渡山氏に代わり楢原英伸氏(他は留任)。
○会員数82人。(2019.2現在)
2020
令2
○会誌 『鹿児島民具』第32号―川辺特集号―を発行(9.1)。B5判80頁。
○共同調査 実施見送り。
○例会 1月例会(233回)のみ開催。3月例会から新型コロナウイルス感染拡大予防のため休会。
2021
令3
○会誌 原稿募集のみ
○共同調査 実施見送り。
○例会 会員限定で2回開催(234・235回)
○役員 会長に井上賢一氏就任(7.11) 副会長小島摩文
 名誉会長下野敏見 顧問小川三郎・高重義好・橋口尚武・濵田甫・森田清美
 幹事有村澄子・近藤津代志・新地浩一郎・徳留秋輝・牧島知子・松田誠 監事川野博志・牧洋一郎
 事務局折田裕斗・是枝智美・坂元恒太
2022
令4
○会誌 『鹿児島民具』第33号を発行(3.31)。B5判78頁。(編集担当折田裕斗。~34号)
○共同調査 実施見送り。
○例会 会員限定で4回開催(236~239回)
下野敏見名誉会長逝去(3.10)
○役員 下野名誉会長・高重義好顧問退任。他の役職員は再任。
2023
令5
○会誌 『鹿児島民具』第34号―下野敏見先生追悼号を発行(5.30)。B5判116頁。
○共同調査に代わり、ミュージアム知覧で「知覧地域研究会」を実施(7.9)。
○例会 年間6回開催(240~245回)。241回から公開例会再開。242回は鹿児島民俗学会・隼人文化研究会との『下野敏見先生一周忌追悼共同例会』(4.23)。
○役員 濵田甫顧問退任。監事に川野博志に代わり松原武実。他の役職員は再任。
○会員数63名(2023.7.9総会時)。

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